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【2009年10月発行】国連・憲法問題研究会報告第47集 裁判員制度は本当に必要か? 司法制度「改革」への疑問/宮本弘典
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国連・憲法問題研究会報告第47集発行
裁判員制度は本当に必要か?
司法制度「改革」への疑問
宮本弘典
2009年10月発行
■09年5月、市民参加をうたった裁判員制度が開始され、8月から全国で裁判員裁判が行われている。宮本弘典さん(関東学院大学教員)が裁判員制度をはじめとする司法制度「改革」の背景・現状、「絶望的な」現在の刑事司法の実態について講演。進められる司法制度「改革」は「密室司法・人質司法」である現在の刑事司法を「市民参加」の美名で正当化することにしかならないと批判。B5版52頁
◎目次
司法市場開放のための「改革」/「やらせ」で演出された賛成論/裁判員制度の対象事件の政治的セレクション/市民に忠誠義務を科す裁判員制度/格差社会で裁判員になれるのは?/死刑は増えるのか/「ウソ」を書くと文書犯罪/絶望的な刑事裁判の現状/密室司法・人質司法の実態/敵を作り上げる国策捜査・国策裁判/事前争点整理の問題点/裁判闘争つぶしの可能性/裁判員裁判による改善はゼロ
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